フォロワー

インスタグラムでフォロワーを買ってはいけない9つの理由

フォロワーの持つ価値は大きい

インスタグラムはもちろんのこと、SNSでより多くのフォロワーを持つことには、とてつもなく大きな価値があります。

インスタグラムでも他のソーシャルメディアでもブログでも、自分がアカウントを持つということは「自分がメディアになる」ことを意味します。自分が「情報発信の起点」になることを意味します。

インターネットが登場するまでは、テレビや雑誌、新聞、ラジオなどが情報発信の主体でした。

で、私たちは情報を浴びるがままに受けるしかありませんでした。つまり、インターネットが登場するまでは、私たち個人が情報発信の主体になることはあり得ませんでした。

それが、インターネットとスマホというデバイスのお陰で、どこにいても個人が情報発信できるようになりました。まさに、「個人=メディア」の誕生です。

ただ、個人が情報発信できるようになったとは言っても、自分の情報をダイレクトに受け取ってくれる人がいなければ、情報発信に価値はありません。テレビや新聞や雑誌だって、それを見てくれる人がいるお陰で、メディアとしての価値があるわけです。

そもそもいくら情報を発信したところで、誰もテレビを見なかったり、新聞を読まなければ、メディアとしては成立しません。

そこで、個人のメディアとしての価値を高めてくれる要素が「フォロワー」です。

フォロワーは私たちがメディアとして発信する情報をダイレクトに受け取ってくれます。そして、その情報に価値を感じてくれたら、勝手に拡散してくれます。

そして、フォロワーの数は多ければ多いほど、私たちの情報を受け取ってくれる人が多いわけですので、個人がメディアとしてより多くの影響力を持つことができます。

つまり、より多くのフォロワーがいれば、多くのフォロワーを持つアカウントはメディアとしての価値がより高くなるということです。

その結果、より多くのフォロワーを抱える人は「インフルエンサー」として情報を配信することに影響力を持ち、その影響力を活用するためにインフルエンサーと協業したいという企業が出てくるわけです。

まさに、インフルエンサーマーケティングの誕生ですね。

なので、多くのフォロワーを持つということには、お金を生み出す経済的な価値があると言えるわけです。

そこで、多くの人が自分のフォロワー数を伸ばそうとしています。中には、ロボット(ツール)を使ったり、フォロワーを買ったりして、フォロワー数を増やそうと試みる人もいます。

でも、フォロワーを買ったり、自動化で増やすことは本当に有効な手段なのでしょうか?

フォロワーを購入することの1つのメリット

フォロワーを購入すると、一気にフォロワー数が増えて、フォロワー数を多いと見せかけることができます。そして、他のユーザーに「このアカウントは人気があるんだな」と思わせることができます。

フォロワーを購入することの9つのデメリット

では逆に、フォロワーを買うことにはどんなデメリットがあるのでしょうか?

エンゲージメントが低下する

買ったフォロワーはそもそも単なるフォロワー増加のための数的な意味しかなく、インスタグラムを通常に使うアカウントとしての実体は存在しません。つまり、フェイクフォロワーは全く中身のないアカウント、言わば、ゴーストアカウントなわけです。

その意味で、買ったフォロワーはあなたやあなたのビジネスにそもそも興味を持ち得ないし、エンゲージしようとすることもありません。生きていない、死んでいるアカウントですから。

そうすると、フェイクフォロワーが増えるほど、あなたの投稿やアカウントへのエンゲージメントは下がって行くしかないということです。

偽のフォロワーからはお金は生まれない

フェイクフォロワーはアカウントとしての実体がありませんから、性別もなければ、年齢もないし、興味関心もありません。その意味で、フェイクフォロワーがあなたの商材を買ったり、あなたのアカウントを宣伝(拡散)してはくれません。

フェイクフォロワーは「無」ですから、「無」を相手にしたって無しか生まれません。その意味で、実体のないフォロワーを増やしたところで、全く無意味ということがわかりますよね。

フォロワーを買うとバレる

フォロワー数を水増しするために偽フォロワーを買っても、バレないと思っていますか?実は簡単にバレます。

例えば、投稿コンテンツが極端に少ないのに、フォロワーだけはたくさんいる場合、エンゲージするコンテンツがあってフォロワーが増えていくという現象と逆行していますよね。こういう場合は怪しまれます。

また、投稿コンテンツはあっても、それらのコンテンツに「いいね」やコメントがあまりないにもかかわらず、フォロワーが多いのも不自然です。

なぜなら、エンゲージされないアカウントにはそもそもファンとしてのフォロワーが多いとは考えられないからです。

さらに、偽のフォロワー判別ツールがあって、このツールを使うことで、特定のアカウントのフォロワーが偽物かどうかが分かります。

つまり、このツールを使えば、どのアカウントが実体のないフォロワーを抱えているかが分かってしまいます。

なので、フォロワー数を水増ししてもバレないんじゃないかと思っていたら大間違いです。バレるのは時間の問題なんです。

フォロワーを買って、フォロワー数を水増ししてインフルエンサーになろうと思っても無理です。インフルエンサーマーケティングは進歩しているので、本当の影響力を持つインフルエンサーを見分ける方法があります。

インフルエンサーと組みたい企業だって、偽のフォロワーを持つアカウントと組みたいなんて思わないですし、インフルエンサーマーケティングを仲介する企業だって偽のフォロワーを持つ偽のインフルエンサーなんて紹介したくないですから、フェイクフォロワーでフォロワー数を水増ししているアカウントの判別は簡単にできてしまうと考えた方が良いです。

信用を失う

で、フォロワーを買ったことがバレると、即座に信用を失います。偽のフォロワーを買ってフォロワー数を水増しする行為は、良識的に言って誠実ではありません。「ズル」、「嘘」、「ごまかし」でしかありませんから。

本当の既存のフォロワーを失う

そして、信用を失えば、当然に本当のフォロワーはあなたから離れていきます。本当のフォロワーこそ増やすべき相手であるにも関わらず、それを失うのはとても大きな代償です。

本当の新規フォロワーの獲得も難しくなる

一度信用を失うと、新規フォロワーを獲得することにもマイナスの影響を与えます。フェイクフォロワーを使ったというマイナスの情報はオンライン上でどこかに残っていたり、拡散されているかもしてませんからね。

自分のアカウントの価値が無くなる

信用も既存フォロワーも失って、新規フォロワーの獲得も難しくなると、もうそのアカウントには価値がなくなってしまいます。つまり、信用を失ったアカウントでビジネスをしようにもできないわけです。

アカウントの停止をくらう

さらに、実体のないフォロワーによる水増し行為は、インスタグラムの利用規約に違反します。つまり、インスタグラム運営側としては、そういう不誠実な行為は取り締まりたいと考えているわけです。

実際、2014年以来、インスタグラムは数百万以上の偽アカウントを処分して来ていて、常に偽フォロワーに対して監視しているんです。

したがって、フェイクフォロワーを使っていることがインスタグラム側に知られると、アカウントの停止をくらいます。そうなったらゲームオーバーです。

お金、労力と時間を失う

アカウントが停止されれば、それまで投入した時間、お金、労力の全てを失います。ゼロに戻ります。また最初からやり直しです。

結論

以上より、フォロワーを買うという行為にはメリットよりもデメリットの方がはるかに大きく、何の得にもなりません。なので、フォロワーは買わずに、正当な方法で増やして行く方が効率的です。

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