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【保存版】ビューティーサロン集客に役立つ6つのインスタグラム活用戦略

インスタグラムをやみくもに使っても集客には役立ちません。まぐれで新規顧客を獲得できることはあるかもしれませんが、きちんとした戦略なしにインスタというツールを120%使いこなすことはできません。

やはり、最大限の集客効果を得るには、明確な戦略を描くことから始めることが必須です。

そこでこの記事では、あなたのビューティーサロンがインスタグラムを活用して最大限の成果を得るための6つの戦略について説明します。

戦略1:ゴール(目的)を決める

ゴールは集客で一番重要な要素です。ゴールの設定なくしてゴールにたどり着くことができないのと同じで、インスタグラムを使う目的なしに、狙った結果をインスタグラムから手に入れることはできません。

例えば、インスタを使うビジネスアカウントにとっての目的としては次のことが挙げられます。

・ブランディング・・・企業・店舗・ブランドの存在を認知・浸透させる
・顧客リストの獲得・・・インスタユーザーのリストを取得する
・商材の販売・・・インスタユーザーに商材・サービスを購入してもらう
・来店促進・・・実際の店舗を運営している場合、インスタユーザーに来店を促す

で、これらのうちどれを目的とするかによって、インスタの活用法が異なってきます。具体的にはインスタのアカウントプロフィールの作成段階から異なってきますし、投稿するコンテンツの内容、ユーザーを誘導させる導線の流れに至るまで、すべて異なります。

ただ、ヘアサロンやネイルサロ、エステサロンなどのビューティーサロンの場合は、お客様に来店してもらわなければビジネスに直結しないので、「店舗への来店促進や予約」がほとんどのビューティーサロンにとっての目的になると思います。

なので、ビューティーサロンへの来店促進を主な目的として、インスタを活用することをお薦めします。

戦略2:ターゲットを決める

ゴールの次は、ターゲットを決めます。なぜターゲットを決めるのかというと、ターゲットを決めることで、そのターゲットを引き寄せるためのコンテンツを作成できるようになるからです。

つまり、ターゲットを決めることで、そのお客様を集客するためのコンテンツの方向性が決まるわけですね。

逆に言えば、ターゲットを決めることなくして、ターゲットに刺さるコンテンツを作ることは不可能ということです。

オンラインでもオフラインでも集客がうまくいっていないお店は、ターゲットの設定を間違っているか、おろそかにしてしまっている場合が多いです。

だって、ターゲットが決まっていなければ、そもそもターゲットに刺さるコンテンツ作成なんて不可能なので、ターゲットを決めずに作ったコンテンツは大抵ズレているんです。だから、相手の心を動かすほどのものではないんですね。その意味で、相手を動かすコンテンツを作りたいなら、最初にターゲットを明確に決めることが必要なんです。

で、ターゲットを決めるときのポイントですが、特定の1人のお客様を思い浮かべて下さい。不特定多数のお客様ではなく、「こういうお客様が私たちのビューティーサロンにとっての一番理想のお客様だ」という顧客増を思い描いて下さい。

例えば、実際は、性別、年齢、居住地、趣味、ファッション、SNSの利用傾向、家族関係、来店頻度、利用単価など、複数の項目を決めて、理想の顧客像を明確化します。

しかし、そもそもいくつの項目を使ってターゲットの属性を絞るべきかという議論があって、あまり細かくなっても意味がないので、とりあえずは「性別、年代、居住エリア」の3つだけを基準にビューティーサロンの顧客増を設定すれば十分かと思います。

※こういう要素を具体的に決めて理想の顧客層を作成することを、マーケティング用語で「ペルソナを作る」と言います。およそ、世の中の全ての商品は、このペルソナをもとに企画され作られています。広告を作る際もこのペルソナを基に広告内容が決まります。いわば、ペルソナを作ることはマーケティングでは基本中の基本なわけです。

では、ターゲットの選定方法を具体的に落とし込みますので、これを読みながら、あなたのビューティーサロンにとってのターゲット(インスタで集客する対象ユーザー)を決めてみて下さい。

① 実際のお客様の中からターゲットを見いだす方法その1

ペルソナを作成しなくても、実際のお客様でもいいです。既存のお客様の中で、ずっとリピートしてくれて、お店のファンになってくれている、そういう理想のお客様が実際にいるのであれば、そういう既存のお客様を1人選んで下さい。そのお客様があなたのサロンにとっての理想のターゲット像となります。

② 実際のお客様の中からターゲットを見いだす方法その2

2つ目は、あなたのヘアサロンの実際のお客様の属性からターゲットを見出す方法です。例えば、あなたのビューティーサロンに来店されるお客様は次のような方たちだとします。

そうすると、20代から30代の女性があなたのサロンの実際の主要な顧客層なので、インスタでターゲットに設定すべきユーザー層も20代から30代の女性になります。

居住エリアについては実際にお客様がどこから来ているのかデータがあれば、その実際のお客様の居住エリアの中で一番遠い場所が、ターゲットとすべきエリアになります。一番遠いと言っても、たまたま遠くから来ていてサロンに寄ったというケースは除きます。例えば、北海道から旅行で東京に来ていて、サロンに来店したというケースは除きます。あくまで日常生活の範囲内でエリアは絞ってください。

③ ビューティーサロンのブランディングを基準にターゲットを決める

あなたのビューティーサロンのブランディングを考えたときに、どんなお客様に来てほしいかという視点でターゲットを決める方法です。

例えば、20代女性の間で有名なサロンにしたいという場合は、単純に20代女性がターゲットになります。居住エリアについては、上記と同じく、日常生活的に現実的な範囲で設定してください。

戦略3:質の高いビジュアルを追求すること

インスタグラムはビジュアルが中心のSNSです。特に、ヘアサロン、ネイルサロンなどのビューティーサロン業界は、ユーザーがコンテンツを見た瞬間に、良いかどうかを判断されてしまいます。ある意味、ビューティー業界のアカウントをフォローしているユーザーの目は、非常に肥えていると思って下さい。

ということは、あなたのサロンがショボい写真やダサい写真、つまらない動画などを投稿しても、何ら評価されないと思って下さい。むしろ、そういう評価されないコンテンツを投稿してしまうと、逆にフォロワーがあなたのサロンから離れて行ってしまうと考えた方が良いでしょう。

なので、質の高い写真や動画を投稿するからこそ、「いいね」されたり、シェアされたり、コメントが書き込まれたりするわけです。

あなたのヘアサロンが目指すべき投稿は、ターゲットユーザーに刺さる質の高いコンテンツであるべきということです。

戦略4:エンゲージメントを上げる

すでに述べましたが、「エンゲージメント」なしに、インスタでの集客はできないので、よくご理解ください。

あなたのサロンのアカウントがエンゲージメントの高いアカウントになるには、「積極的にユーザーと関わる」必要があります。

ユーザーと積極的に関わるとはどういうことかと言うと、具体的には・・・

・サロンの顧客層にアプローチしてフォロワーになる
・顧客層の投稿に対して積極的に「いいね」する
・顧客層の投稿に積極的にコメントする
・顧客層が「いいね」してくれたり、コメントしてくれたら、必ず「いいね」返し、もしくはコメント返しする
・顧客層の興味をかきたてるコンテンツを投稿する

などです。

これらの行為の結果として、あなたと顧客層との「相互交流」が生まれ、エンゲージメントの高い状態が生まれます。つまり、顧客層が持つ「信頼残高」の高い状態になるんです。

この状態で、来店を促すオファーをすることで、蓄積された信頼残高を使って顧客層がお金を運んできてくれるわけです。

で、エンゲージメントを高める際に、意識すべきポイントが一つあって、それは「コミュニティを運営」している感覚で顧客層とのコミュニケーションを図ることです。

戦略5:コミュニティを運営する意識を持つ

インスタではグループ機能があるわけではないので、自分のコミュニティを目に見えるカタチで作成することはできません。しかし、あなたのサロンとつながっているフォロワーたちを自分のコミュニティと意識して運用することは可能です。

で、コミュニティを運営する意識でインスタを活用すると何が起きるかと言うと、あなたのサロンのコミュニティ全体の信頼残高を増やすことができるのです。

信頼残高の特性として、「信頼残高は波及する」ということをすでに説明しました。例えば、あなたが特定の一人のフォロワー(仮にフォロワーAとします)に対して、深い関わりを持って信頼残高を高めたとします。そして、そのフォロワーAがあなたのサロンが投降した写真に対してとても素敵なコメントを書いたとします。

すると、そのフォロワーAのコメントを見た、フォロワーAとつながっている他のフォロワーがあなたのサロンに対して持つ信頼残高も増えるんです。たとえ、あなたのサロンがフォロワーAとつながっている他のフォロワーたちに直接働きかけていなくとも、フォロワーAが残したプラスのコメント経由で、信頼残高が波及していくのです。

ソーシャルでのつながりというのは、そういう波及効果を生み出す仕組みになっているんです。

なので、インスタグラムを自分のサロンのコミュニティだという意識で運用すると、1人のフォロワーが持つ信頼残高が増えて、それがそのフォロワーとつながっている他のフォロワーにもどんどん波及していくということを知っておいてください。

戦略6:人間味を感じさせること

インスタユーザーは機械ではありません。感情を持つ人間です。それはビューティーサロンのアカウントであっても同様です。

例えばコメントを書くときはそっけない、ありきたりのコメントを書くのではなく、感情が伝わるように文章を書く必要があります。そういう文章でないと、相手のエンゲージメントを上げることはできません。

コメントはただ書けばいいのではなく、相手の信頼残高を高めるように書かなければ全く意味がありません。

SNSの本質は人間関係そのものと説明したように、あなたのサロンの投稿からは人間味を感じられることが重要です。だからこそ、フォロワーも反応したくなるというものです。

その意味で、便利だからといってBotを使うのはNGです。そういったツールからは人間味を感じることはないですし、エンゲージメントを高める効果も期待できません。

まとめ

サロンへの来店という目的を達成するには、ターゲットを決めて、そのターゲットの心に刺さるコンテンツを作成する。そして、ターゲットと積極的に関わり合って、エンゲージメントを高めることを戦略としてください。その際、自分のコミュニティを運営している意識でインスタを活用すること。これが重要です。

エンゲージメントが低い状態で来店を促進しても空振りに終わりますし、すべての努力が無駄になると考えておいてください。

あなたのサロンが目指すべきは、どのライバル店よりも「エンゲージメントの高い」状態です。それができれば、あなたのサロンのファンがインスタ上でたくさん生まれ、来店をオファーすれば簡単にその目的を達成できるようになることでしょう。

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